ユーもんの日和見

「みなと」でガーンとなったスピッツファンです。

食堂かたつむり

最近の脱線ついでに「食堂かたつむり」読みました。

もう10年近く前の小説なんですねー。

話題になってた当時、母が買ってきたので私も読んでみたけど2,3ページで挫折。

今回、長い時を経ての再会でございました。

当時は料理全くできなかったけど、今は一応毎日料理するようになったり、私自身変化しているのでこの小説を読む素地はおそらくできたはず、ということで。

懐かしい装丁にお久しぶり、と挨拶して読み始める。

現代小説だけど、10年近く前のものとなると若干の時代の隔たりを感じる。

主人公の故郷、今だったら移住希望者が続出しそうだわ。

最近司馬作品ばっか読んでたからか、この小説の「作り物感」になかなか馴染めないなぁ、と思いつつドライに読み進める。

が、ラストにかけて、不覚にもボロ泣きしてもうた。

これは最初からテーマありきの物語なので、もうご都合主義とか野暮なこと言うのはやめておきます。

読後、草野さんの帯コメントで再び涙。

この帯コメント、最初見たときはつるっと上滑りするような印象だったんだけど。

必要十分、これ以上ない完璧な帯コメントであることがわかりました・・・。

あ、お気付きのとおり、今さらこの小説を読んだのは草野さんが帯コメントを書かれてたからです(笑)

映画化もされてるけど、そっちはスピッツ関わりなし。

だけどお料理がたくさん出てくるから、もしかしたら映像のほうが良いかもね。

気が向いたら見てみよう。

 

余談ですが。

小説の中で「やすりで磨いたような声」という表現が出てくるんだけど、これ、私もいつか草野さんの歌声を表現するのに使おうと思ってたんです。。

あー、使われてるわぁって感じ。(笑)(よくある表現?)

でも、小説の中では「表面のデコボコやザラザラをすべてきれいに」って書かれてたと思うけど、私が「やすりで磨いた」で表現したい声は、ちょっとザラザラが残ってる声なんだよなー。

少し粗目のやすりで削ってちょっとざらざらだけど丸い声。

 

ところで、「ざらついた優しさ」ってどんなだろう・・・?