ユーもんの日和見

「みなと」でガーンとなったスピッツファンです。

歌ウサギ

そろそろ巷で映画主題歌として「歌ウサギ」が流れ始める頃ですね。

私、一聴して、これは辛くなるやつだ...と断じてしまい封印していました。

しかし、ブツ切りの「歌ウサギ」が乱発される前に、ちゃんと自分の中にフルで浸み込ませなきゃ...と必要に迫られて(と私は思っている)、「歌ウサギ」を聴く、を数日前から日課に加えました。

ということで、ちょっと感想なんかを書いてみたいと思います。

 

また聞き間違いしてました。

恋愛ばっかの道で× → 例外ばっかの道で○

例外かぁ。

恋愛ばっかってね。笑

恋多そうだもんなー、なんて変に納得してたんですけど。笑

 

グッと来るワードが多すぎて、いちいち挙げていると歌詞の羅列になってしまいそうなんですが、いくつか書きたい。

「清々しい堕落」

毎度?書いているような気もするんですが、正負のバランス!

正に振れた分だけ負の部分も掬ってくれるのがスピッツ。逆もまた然り。

言葉は本来、正負どちらかの方向を持っていると思います。

清々しいは正、堕落は負。

これが組み合わされることですごい幅が生まれている。

たぶん絶対値が釣り合ってないとこういう組み合わせは成り立たないと思うんですが。

言葉の正負といえば、「醒めない」に出てくる「ガーン」というワードも、本来負の方向性を持った言葉じゃないですか?

漫画で言うと縦線入ってるイメージ。

でも、正の文脈で使われることで絶対値記号がかかって(|ガーン|って感じ?)、「ガーン」の持つ強さが抽出されている。

でも本来の負の方向性も生きていて、打ちのめされるほどのインパクト、という負から正までの幅を持つに至っているのです。

 

「『何かを探して何処かへ行こう』とかそんなどうでもいい歌ではなく」

このフレーズに関しては、「雪風」で「割れた欠片と同じ物を遠い街まで探しに行ったね」と歌っているのに、という感想を見かけました。

私もこのフレーズ引っかかったんですが、浮かんだのは「雪風」ではなく「青い車」でした。

「君の青い車で海へ行こう おいてきた何かを見に行こう」と歌っているでしょう。

それで思ったんですが、探しに行っても行かなくても同じことなんです、きっと。

青い車」に関していえば、少なくとも三層構造ですからね。

一層目は、朝から二人でじゃれあって、そして車で海に出かける、という爽やか疾走系ストーリー(そのまま素直な解釈)。

二層目は、心中、もしくは無理心中のストーリー。

三層目は、形而上のストーリー。輪廻のお話。

妄想、とも言えるかもしれないけど。

でもやっぱり芯にあるのは三層目で、ここに至るまでは全部方便なんです。

だから二人で仲良く海に行くのでも、心中するのでもどちらでも良い。

真実はいくつもあるけど、真理はひとつしかないから。

だから私の主観ではどの曲たちも全然矛盾しないです!

君の耳たぶにも、割れた欠片と同じ物を遠い街まで探しに行くことにも、真理が含まれているはずだから。

 

「歌ウサギ」の仮タイトルも好きだなあ。

 

それはそうと、「延々とワンノートが続くAメロ」(トラックノートより)。

リコリス」同様、鼻歌で口ずさむとお経になっちゃいますね♪笑

 

まとまらない頭と心のままで色々書いたけど、要するに「歌ウサギ」にめっちゃ心惹かれているという、ただそれだけのことです。

うー、やっぱ辛ーい。

 

にしてもスピッツは武道館3DAYS真っ只中だというのに、相も変わらずなんと地味なブログ...