ユーもんの日和見

「みなと」でガーンとなったスピッツファンです。

四月の永い夢(ネタバレ)

すごくいい映画を見た。

四月の永い夢」。

この映画一本見ただけで作り手その人を信頼してしまう、そんな映画だった。

あまりに気に入ったので三度も見てしまった。

まだ見たかった。

 

言葉を大事にしている、と思う。

言葉だけが浮くようなことはなくて、ちゃんと他人に伝わる言葉だと思う。

少し小津安二郎の映画を思い出した。

それは私が「日本語をちゃんと話しているから見た方がいい」と人に言われて小津映画を見るようになったからだと思う。

それから小津安二郎の映画がとても好きになった。

四月の永い夢」も日本語をちゃんと話している映画だった。

 

私がこの映画をとても気に入っているので、人に「そんなにいいの?ストーリーがいいの?」なんて聞かれたりしたけど、「いい映画です」とだけ答えた。

映画の事なんて私にはよくわからないけど、話の筋の面白さはいい映画かどうかとは関係がないと思う。

というか、私はあまり何も起こらないような映画が好きだ。

そういうことをお話したら、また別の人に「今まで経験してきた人生と恋の違いだね」なんて言われた。

え、それってどうなんだ?と思ったけど、まあそうかもしれない。

無意識に自分の経験と考えに合うようなものを選んで好きになるものだから。

 

それはそうと、やっぱりこれを作った人はすごい。

”思い”がある。

気になって調べると、監督めっちゃ若い。

これは、同世代の共感なのか?わからないけど、これから注目。

 

それと、劇中とエンディングで流れた赤い靴の「書を持ち僕は旅に出る」も大好きな曲になり、ダウンロードして毎日聴いている。

こういうの、いいなぁ。映画でのこういう音楽の使い方。

映画の後、普通に聴いても聴く度グっとくる。

でも映画のイメージだけに固定化されることもなくて、それは音楽そのものの力なんだろう。

赤い靴についても調べると、メンバーの東川亜希子さんのソロアルバムを草野さんがファンクラブ会報で紹介してたことがあるというエピソードが出てきてドッキリ。

犬も歩けばスピッツに当たる!(どういう意味?)

 

 

(タイトルにネタバレとつけたのは、劇中曲に触れているから。予告とか見た限りでは、本編見なければこの曲出てこないような気がしたので。)